知っておきたい唾液の働き

唾液の分泌量が減ると、口腔内が乾燥して口の中が 粘ついたり、歯垢が増加して口臭は強くなります。

ひどくなると食事がしづらくなりますし、喋りづらくもなります。口内の粘膜が傷つくなどの症状もおき、虫歯や歯周病になるリスクも高くなります。

唾液には、口腔内の乾燥を防ぎ粘膜を保護する作用という大事な役割を担い、そして食べ物(ブドウ糖)の消化を助ける酵素であるアミラーゼが含まれているのです。

また、食べかすやプラークを洗い流して清潔を保ち、細菌の繁殖を抑える作用、嚥下や咀嚼・味覚を助け歯の再石灰化を促してくれます。

更には、成長ホルモンの一種であるパチロンという物質も含んでおり、皮膚粘膜や毛髪を若返らせる効果がある等、実に多くの重要な働きを行っている事が分かりますね。

しかしながら、唾液量の分泌が低下してしまうと、前述したような働きを十分に行えなくなってしまう為、様々なトラブルを引き起こしてしまうのです。

このような唾液量の検査および治療については、歯科医師による問診・視診・触診の他、口腔内診査や唾液量測定などを行い、糖尿病や薬の副作用など複合する病因を特定して治療法を決めていく事になります。ドライマウスの検査は唾液の質と量の検査が基本となります。

唾液の質は緩衝能と保湿を測る検査、さらに量の検査では安静時と唾液腺を刺激した時の量を測定する方法があります。

口腔内の唾液の質と量のレベルを維持するという事は、口腔内の健康を保つ為にはとても大切な事です。

現在は複数のドライマウスの治療薬やうがい薬もありますが、まずは原因を調べ、適切な方法を選択して治療にあたる事が重要です。

リウマチや糖尿病等の他の病気が原因となっている場合には、歯科以外でその病気を散るようする必要がでてきます。

また、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患や人工透析などによって口腔乾燥が起きている場合は、人工唾液などで症状を改善させる方法となります。

口腔内の乾燥を防ぐマスクの着用や、唾液腺を刺激する為にキシリトールのガムを噛む事は、口腔内の乾燥を防ぐ効果がありますし、食事の際によく噛んで食べる習慣をつけるだけでも唾液量は増えて症状の改善がみられる事もあります。

これらは、ご自身でも簡単に行える方法だと思いますので、ぜひ予防として実践してみてください。

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